『和の國着付け』が生まれるまで | 〔創業108年〕きものサロン和の國|熊本ホテルキャッスル横
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『和の國着付け』が生まれるまで

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『和の國着付け』が生まれるまで・・・。

足袋を履き、着物を着て、帯を締めます。
一日が終われば、脱いでたたみます。
約30年、日々その繰り返し。着付け回数は1万回以上に及びます。

子育て・家事・仕事に追われていたので、早く着ることが先決でした。
半衿が隠れたり、下前が出てきて困ったこともありました。
それが良い学びとなり、着崩れが直せるコツが見つかりました。

また一日中着物を着ているので、ラクに着ることも大事です。
衿合わせ等がしっくりこないこともありますが、着た後に調節できることを発見。
美しく着ることよりも、出来上がることを優先しました。

おかげさまで、長襦袢から着始めて7分程で着られるようになりました。


しかし、この着付け方法は、私の経験によって生まれたものではありません。


正直なところ、主人と出会うまでは着物に興味がありませんでした。
20歳過ぎから主人の母に「装道」の着付けを学び、和裁の勉強も始めました。
一男一女に恵まれる中、子育てをしながら着物を着る日々でした。

約20年前「楽な帯結び」があるということで、主人と一緒に「前結び」を学びました。
3泊4日の短期講習で「一級講師」となり、「前結び着付け教室」を始めました。
当初は主人が講師を勤めていましたが、下着・補正となると私の出番となります。

元来、人前に立つのが苦手で、本当に不慣れなまま講師の立場となりました。
人様に伝えることの緊張やプレッシャーからでしょうか…、
教室の前日や翌日は、体調が悪くなることがしばらく続きました。

13年前「和の國」が誕生すると、キレイな着物姿をより意識しました。
「NPO法人きもの普及協会」の皆さまと、「かんたん着付け」を追求しました。
分かりやすく伝えることを一番に、『着付けDVD』を作成しました。


今日まで、500名の方々に着付けをお伝えさせていただきました。
お客様への着付けや腰ひもだけの着付けも、良い学びになりました。
ある時は、お客様より着付けのコツを教えていただいたこともあります。

これまでのご縁(装道きもの学院・前結び/きの和装学苑・NPO法人きもの普及協会・受講生・お客様)の学びを一つにしたのが「和の國着付け」です。
それを、すぐ着られる集中レッスンにしたのが、「着付け1回コース」です。

正直なところ、何か一つかけても、今の形にはならなかったと思います。
この、楽でキレイな和の國スタイルのメソッドを、スタッフの緒方麻由子さんと共に、
皆さまにお伝えできるようになり、とても有難く、心から嬉しく思います。


・「着付けは大変、着くずれする」という思いをなくしたい…。
・キレイに着て、豊かな着物時間を過ごしていただきたい…。

そのような思いを胸に、まごころ込めてお手伝いをさせていただきます。
             和の國着付け教室 主宰 茨木ゆり



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