会津地方において、日頃欠かせない生活布として人々に親しまれてきた合図木綿は、地味で素朴ながらも美しい地縞が特徴です。
厚地で丈夫、さらに肌合いがよく、保温性、吸汗性があるため、主に日常着や野良着に使用されてきました。
実用性が高く、丈夫な会津木綿は、はじめはごわごわした印象ですが、着こむほどにやわらかく肌触りがよくなり、洗うほどに味が出て、着る人になじむ布となります。