きものの種類の一つで、もともとは喪中に哀悼の意を表すために着る服のことですが、現在は告別式のときに着用する礼装用のきものです。男性は黒の染め抜き五つ紋のきものと羽織に袴、女性は黒の染め抜き五つ紋のきものに黒帯が正装とされ …
きものの種類 2015-02-27
きものの種類のひとつで、地色が黒でない色の留袖のことであり、黒留袖と同格の正式礼装ですが、色留袖は女性の未婚、既婚の区別なく着用できる慶事用の第一礼装です。色留袖は宮中関係や花柳界に用いられる風習が有りましたが、近年は一 …
きものの種類 2015-02-22
きもの種類のひとつで、本振袖又は大振袖(袖丈115cm以上)、中振袖(95~115cmくらい)、小振袖(85~95cmくらい)がある。現在最も多く着用されるのは中振袖で、ここでは中振袖について解説をする。袖丈が長く、格調 …
きものの種類のひとつで、既婚者の第一礼装です。色留袖に対する言葉。留袖とはそれまで来ていた振袖の袖丈を短くして振りと留め、嫁いだ先に留まるという意味を持っています。特徴は黒地に裾模様(江戸褄模様)、染め抜き五つ紋付(背、 …
きものの種類の一つで、留袖ほど格式ばらずに、社交や外出用の準礼装として着用できる絵羽付けの着物です。大正末期に始まり、形式を整えて性格を確立したのは昭和に入ってから。広範囲に着られる晴着として、開発された。文様は絵羽模様 …
きものの種類の一つで、本来は紬糸で織った絹織物をさします。紬糸は、真綿を引き伸ばして細く糸にしたものですが、手紡ぎは非常に高価なため、玉糸、木綿、毛、合繊の節糸を使い、外観上ざっくりとした紬の風合いに似せたものもを「紬」 …
きものの種類紬 2015-02-22
きものの種類のひとつで、模様の配置方法を表す言葉です。仕立て上がった時に、柄がすべて上向きになるよう絵付けされた着物のことを言います。 柄のある場所は訪問着に似ていますが、訪問着は縫い目で柄が途切れないように模様付けされ …
きものの種類 2014-11-10
仕立てあがった帯の幅が八寸=約30cmの帯のことです。一重太鼓で結ぶ名古屋帯には、八寸のものと九寸のものとあります。八寸帯は織りあがった帯の幅が八寸で、帯芯を入れず、たれの部分を折り返して両端や手先をかがるだけで仕上げら …
帯の種類 2014-11-10
九寸名古屋帯の名は、仕立てる前の帯幅が九寸であることが由来です。仕上がりは八寸になり、八寸名古屋帯と九寸名古屋帯は、仕上がりの幅が同寸になります。 九寸名古屋帯は、帯芯を入れて、両端の耳を五分ずつ内側に織り込んで仕立てま …