名古屋帯(なごやおび)は、考案した名古屋女学校(現在の名古屋女子大学)の創始者越原春子が名古屋で開発したので、このような名前となりました。 袋帯がフォーマルなら、名古屋帯はカジュアルといったところでしょうか。 名古屋帯は …
帯の種類 2014-11-10
着物の種類の一つです。全体に細かい模様が入っていることからついた名称で、模様の大きさや密度に関わらず、上下方向関係なく模様が入っているきものを総称して小紋といいます。 染めの技法によって多種多様な小紋が存在します。その中 …
きものの種類 2014-11-10
柞蚕、柞蚕絹、柞蚕織物のことをいうこともありますが、畝が太くあらわれた、やや厚手の平織りの綿織物をいいます。たて糸より、よこ糸を太くすることで、粗いよこ畝があらわれます。 家蚕糸と比べてタッサーシルクの特徴はと言えば、よ …
生地 2014-11-01
六亀甲は正六角形の繋ぎ文様で亀の甲羅に似ているところから名づけられた文様ですが、毘沙門亀甲は、正六角形の2辺を重ねて連続させた文様です。 七福神の一神でもあり、財宝や福徳をもたらしてくれる毘沙門天(びしゃもんてん)さまの …
文様 2014-10-27
縮緬(ちりめん)の一種で、普通の縮緬に比べて、しぼ立ちが粗いのが特徴です。左撚り(ひだりより)、右撚りの強撚糸(きょうねんし)をよこ糸にそれぞれ4本ずつ、または6本ずつ交互に打ち込んだもので、これにより大きく粗いしぼがで …
生地 2014-10-27
元々、公家や武家の大奥、大名の奥向きの女性用の正装で、宮中や公家の周辺にあるものを題材とし、四季の草花を細やかに配た一見風景文様と見えるものです。 細部に注目すれば、山中の殿舎、鳥籠、飛びゆく子雀、御所車に蓑笠などの景物 …
紬には手引き真綿の結城紬糸、染色には大島紬の草木・泥染が、色合い・光沢ともすばらしいと知った故水島繁三郎氏が、この二つの紬のすぐれた部分を併せ持つ作品を作り上げたのが、士乎路紬(しおじつむぎ)です。 士乎路紬は、生地に弾 …
紬 2014-10-27
岐阜県の郡上八幡地方で織られている、草木染め手織紬です。郡上八幡の農家では古くから手機で織る自家用の紬が織られていました。普段着であったこの紬は、明治時代以降、衰退の一途をたどっていましたが、それを再興したのが人間国宝で …
きものの名称紬 2014-10-27
会津木綿などと並んで有名な出羽木綿は、山形県が主な産地として知られている木綿地で、少し厚手の生地が特徴です。また、非常に着易く、着込むほど、洗濯するごとに味が出るのも良いところ。長く着ても張りやコシが損なわれにくいです。 …
きものの名称 2014-10-22