会津地方において、日頃欠かせない生活布として人々に親しまれてきた合図木綿は、地味で素朴ながらも美しい地縞が特徴です。 厚地で丈夫、さらに肌合いがよく、保温性、吸汗性があるため、主に日常着や野良着に使用されてきました。 実 …
きものの名称 2014-10-22
阿波の旧藩主蜂須賀公の時代には、一般庶民階級の者が絹布を用いることを堅く禁じていました。そこで庶民たちは、木綿織物で外見の美に様々な工夫をこらしたといいます。「阿波しじら織」は明治維新当時、阿波阿宅村の織女“海部ハナ”が …
かすりとは、織文様を作る表現方法のひとつで、しぼり染の技法を用いて作ります。久留米絣の織りは、経糸と緯糸を交差させる平織りです。 特徴は、夏は涼しく冬は暖かいということです。 着れば着るほど肌になじみ、肌触り、風合いがよ …
綿薩摩は琉球絣がルーツとされており、琉球で織られていた絣が薩摩へ伝来して薩摩絣として売られていたものが、薩摩で独自の発展を遂げ、大島紬の気分を木綿で味わえるように改良されました。 綿薩摩の特徴は非常に細い糸で織ってある事 …
片貝木綿とは、新潟の小千谷で織られている木綿で、現在では「紺仁(こんに)」さんがただ1件の織元です。 独特の凹凸があり、生地が重なった時にも他の木綿地に比べてさばきが良くなっています。 縮みも比較的少なく、着れば着るほど …
江戸から続く、もっとも伝統のある木綿着物産地の一つ「伊勢」。 伊勢木綿は単糸という、一番ベーシックな糸を使用しています。 それは、切れやすくて織るのが非常に難しく、いい綿を使った単糸でないと織ることができません。 単糸の …
混じり物のない絹、または絹織物のことです。絹100%。本絹(ほんけん)、純絹ともいいます。絹は繭から採れる動物性繊維で、柔らかくて軽く、吸湿性通気性に富みます。水に弱く、変色や日光による変色などの弱点があります。
生地 2014-08-14
帯揚げ(おびあげ)は、着物の着付けに用いる小道具の一種で、帯枕を包むもの。帯から少し見えるため、着物や帯とのコーディネイトをすることが多い。 慶事の礼装は白色、弔事の礼装は黒色が一般的。色が派手な総絞りの帯揚げは振袖向き …
着付け小物 2014-08-14
大島紬(おおしまつむぎ)とは、鹿児島県南方の奄美群島の主島である奄美大島の特産品で手で紡いだ絹糸を泥染めしたものを手織りした平織りの絹布、若しくは絹布で縫製した和服です。大島の通称若しくは略称で呼ばれます。
きものの名称紬産地 2014-08-14