着物マスクケース『はんなり』 | 〔創業104年〕きものサロン和の國 |熊本ホテルキャッスル横
熊本市で着物・着付け教室を選ぶなら創業104年の呉服専門店へ。約30年着物だけの生活をしている店主の眼力で上質着物を京都で厳選仕入れ。夫婦共々茶道・能楽をたしなむ着物愛好家。TPO・コーディネート・メンテナンスなども安心して相談できる経験豊富な店です。

着物マスクケース『はんなり』

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“着物マスクケース 熊本市中央区 着物専門店 わのくに"

ストーリー

  1. 仕事一筋の職人が手がけた、上質な着物生地
  2. 見て、触れて、安らぐ…、新たな着物のカタチ
  3. 使いながら未来の子どもたちへ、日本文化の橋渡し



“着物マスクケース 熊本市中央区 着物専門店 わのくに"

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着物専門店だからできる
“上質なマスクケース”をご存知ですか?


ちょっと思い浮かべてみてください。飲食の際や、仕事中の一コマなど、マスクを外すタイミングになったとき、外したマスクをどのように保管していますか?そのままテーブルの上に置いたり、ポケットやバッグへ入れたり、ハンカチなどで挟んだりしていないでしょうか。衛生面だけでなく、マスクの形崩れも気になるところ。。

2020年、新たなライフスタイルに「マスク」が加わりました。それと同時に、マナー意識の高い方々からは、マスクの持ち運びや一時保管のための「専用ケース」の需要も高まっています。

「私たちは着物専門店として、何ができるだろう?」

大人のたしなみとして、相手に配慮しつつ、品よく、素敵に、カッコよく、マスクを保管したい。そんなご要望にお答えしたく、着物生地で、それも上質な絹だけを使って作った大人のマスクケース『はんなり』が誕生しました。

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先月、業界を牽引する【Makuake】さんにて、初めてクラウドファンディングにチャレンジし、様々な励ましのお言葉だけなく、100万円を超えるご支援をいただきました。

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着物マスクケース『はんなり』とは?

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その名の通り、使った素材は全て着物生地です。着物は重ね着をする文化で、外とインナーでそれぞれ生地の種類が異なります。外側の記事には着物生地を、内側にはインナー用の生地をそれぞれ使いました。もちろん、純粋な絹100%です。

絹製品って、使うということに関して抵抗がある方も多い気がします。でも、私たちは、あえて着物をマスク入れにしました。マスクが日常になったように、マスクケースも日々の暮らしの中で活躍してほしい、という願いを込めて。ちょっと贅沢なマスク入れです。

表地に使ったのは、紬(つむぎ)と呼ばれる着物生地です。職人さんによって手間ひまかけて染め織りされた、純粋な絹糸のみを使いました。絹と言っても、サテンのようなツヤツヤとした感じではなく、素朴な見た目と、優しく柔らかな素材感が特徴です。
シンプルな色柄は、日常使いにぴったり。すっきりとスリムな作りで、スタイリッシュな印象を与えます。目立ちすぎず、大人向け。つくりはシンプル、形はスマート。男女問わずお使いいただけて、また場所を選ばないのも特徴です。

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内側もおしゃれに。伝統×モダンな柄を使用。

内側の部分には、しっとり・さらりとした手触りが特徴の「長じゅばん生地」を使いました。長じゅばんとは、着物の下に着るインナーです。外側の生地と、肌触りの違いを楽しんでいただけます。

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この模様を、私たちは「星花文(せいかもん)」と呼んでいます。「星の輝き」にも「花が並んでいる」ようにも見えるモダンさが魅力です。このように同じ模様が連続しているものには、「縁が続く」とか「幸せが続く」などの良い意味が込められていて、昔から好んで使われてきました。

着物独自の文化をミックスしました

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今回は、マスクケースの外側を着物生地、内側を長じゅばん生地にすることで、着物独特の“重ね着の文化”を表現しました。
もう一つ、キーワードになるのは「裏勝り(うらまさり)」という言葉。見えないところや裏地に派手な色柄を使うという、意外性に溢れたおしゃれな演出のことを、着物の業界用語でそう呼びます。せっかく着物屋が作るモノなので、そんな着物の文化や楽しさも盛り込みました。
どうして今回、着物生地を使ってマスクケースを作ったのか。それは、着物業界が直面している危機的状況に、なんとか力になれないかと考えたからです。

守りたい、着物職人の技とこころ

① 自然由来の「命の色」

上信越地方、標高850メートルほどの、あたりをぐるりと山に囲まれた土地。ご家族でコツコツと染織(せんしょく)業をいとなむ職人さんと出会ったのは、今からおよそ20年前のことです。染織とは、糸の色染めから織りまでを自らの手で仕上げる技です。
その職人さんは、自然の草木から色をいただく「草木染め」という手法で着物生地を作ります。彼が織る生地の最大の魅力は、「自然から生み出される優しい色合い」です。自宅裏の雑木林に自生する、山うるし・山胡桃(くるみ)・栗・上溝桜(うわみずざくら)など、自然からの頂きものだけで色染めをされています。

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実は、染織職人の中でも、自らの手で染料を採取し、色を染め出す存在は貴重です。染料を購入せずに、自ら山に入って得た新鮮な草木だけを使うのは、染料の鮮度にこだわればこそ。化学染料では出せない優しく澄んだ、透明感のある色合いになります。
たとえ同じ色に染めたいと思っても、糸や時期が変われば、全く同じ色には染まりません。まさしく一期一会の色合いです。何者にも支配されない、自然界の命がそこには現れています。

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② 自然に対する「尊敬」

今回、素材としてこの生地を選んだのは、彼の仕事に対する姿勢にも理由があります。
それは、自然から色=命をいただくだけではなく、「山を守る」ことを大切にされているからです。木々から色をいただく為には、山に必ず手を加える、そしてその手間を惜しまない。染料となる木にオノを入れる時、精霊の存在を感じさせる木もあって、切るのをためらうこともあるそうです。山を大事に「守る人」であるからこそ、彼の色は命の尊さに溢れていて、使う人を優しく幸せな気持ちにしてくれるのだと思います。

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③ 手から生まれる「確かな技術」

自然に敬意をはらって色染めされた糸は、大切に大切に織られて一つの布へと出来上がります。その作業は、糸から布へ、新たな命を吹き込むように見えます。静かな空気の中、作り手の息遣い、トントンとリズムを刻む音、鳥のさえずりだけが響き渡ります。

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日々変化する天気や気温・湿度を見て、糸と相談しながら、手に伝わる微妙な感覚を頼りに織られた生地。機械織りの、常に均一な力で織るものとは違って、空気を含んだようにふわりと軽く、優しく、あたたかい仕上がりになります。

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1反ずつ織られるため、同じ色柄のものは多くても2反しか織ることができません。色との一期一会、そして織りとの一期一会。一本の反物に、出会いというストーリーが丁寧に織り込まれて私たちの元へ届いてきます。
品があるけれど、肩の力がフッと抜ける。存在感はあるけれど、優しく、飽きがこない。彼の手で、大事に育てるように丁寧に作り上げられた反物は、多くの着物ファンの心をつかんで離しません。

商品仕様


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サイズ:(二つ折りにした状態で)縦21センチ×横11.5センチ×マチ1センチ

重さ:100g

素材:外側と左前ポケット/草木染めのつむぎ(絹製、信州産)

主な染料:胡桃、上溝桜、山うるし…

内側の左右ポケット/長襦袢(絹製、京都産)

お色は中間色・濃色の2タイプです。お好きな方をお選びいただけます。ケースを開いた左側の前ポケットは、使用中のマスクを一時保管するためにお使いいただけます。出し入れがしやすいように、前ポケットの角に丸みをつけました。その場所に、使用中のマスクを入れるクリアファイルをご用意いたしました。

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予備のマスクを保管しておく場所も2箇所設けました。全ての場所にマスクを入れたときの厚みも1.5センチ程とスマート。左側には弾力のある芯を入れており、バッグの中でもしっかりと自立します。

実は多用途! ~こんな使い方もおすすめです~

例えば、通帳入れとしてバッグに入れておく。母子手帳やお薬手帳入れとしてもお使いいただけます。大事に扱いたいご祝儀袋も、しっかりと入るサイズです。また、商品券やチケット類も安心して入れられます。そのほか、お茶のお稽古に必要な懐紙入れとしてもおすすめ。大切なお手紙・おハガキ入れなど、思い想いのアイデアで、ご自由にお使いください。

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一つ一つを、オーダーの桐箱に入れてお届けいたしますので贈り物にも最適です。

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長年お世話になっている方へ、ご主人さまから奥様へ…。おばあちゃんから子や孫、ご親族へ…。お子さまから母の日などのプレゼントに…。入学祝いや卒業祝い、就職祝いやご結婚祝い、そして還暦や退職祝いに…。オリジナリティがあり、日本らしいものでもある、思い出に残る贈り物としておすすめです。
素材をオールシルクで揃えることができるのも、着物専門店ならでは。他には類を見ない、贅沢なマルチケースができました。多くの方に、色々な場面で使っていただき、魅力を発見してほしいと思っています。
同じ生地を使って、「着物マスク」や「着物ミニ巾着」もご用意いたしましたので、後ほどご紹介いたします。

店主から


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私は、きものサロン和の國代表 茨木國夫(いばらきくにお)と申します。熊本市にある創業104年の呉服店の三代目です。大正5年の創業以来、地域の皆様、そしてエンドユーザーの皆様に支えられて商いを続けてまいりました。

着続けたからわかる、手仕事の「心地よさ」

どうしてここまで、手仕事や素材の良さにこだわるのか。それは、私自身が着物に人生を捧げたからです。
私は平成5年6月、31歳の時に一生着物だけを着続けることを宣言しました。それを「きもの宣言」と呼び、それ以来27年、着物だけの生活を続けています。
私にとって着物が“日常着”になったことで、着心地を追求するという一つの指針が生まれました。大切なのは、着る人にとって本当に心地よい着物であることです。生地選びは、目と指先の真剣勝負。ものの良し悪しを見極める目は、長年着物と向き合う日々が育ててくれました。まれに、着ていることを忘れるくらいに肌馴染みの良いものに出会うこともありますが、そういったものはやはり、熟練した職人の手仕事によるものです。丹精込めて織り上げられた手仕事の着物は、触れるだけでも癒し効果があり、手のひらや指先から伝わる感覚だけで、心地よさを味わうことができます。

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着物の今

「誰もが当たり前に着る衣服」だった着物も、現在は「特別な衣装」になってしまいました。職人の手によって生み出された“手仕事の着物”は、今やまるで美術展示品のような扱いです。
反面、安価に仕上がるインクジェットプリントの着物は増えています。“着物”が生産されることはありがたいことですが、「職人さんの精巧な技術継承」や「着るほどに味わいが増していくこと」とは少し違うような気がします。
このまま需要が減るほど、職人さんの仕事も無くなり、収入が減り、技術を伝える後継者を育てることも難しくなってきます。現役の職人さんたちの大半は、60代後半〜80代の方々。正直、廃業を余儀なくされる方も少なくありません。

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開発に至った経緯

外出の自粛、イベントの延期や中止など、着物の出番が以前にも増して減ってしまいました。「何か、より身近に着物の良さを味わえるものがあったら…。」そんなことを考えていた時、耳に飛び込んできたのは、妻の一言でした。「人前でマスクを外したりする時に、体裁の良いマスクケースがあったらいいな。」…と。「そうだ。着物の生地で『マスクケース』を作ろう!」その言葉は、着物の神様からの贈り物のように感じました。
とはいえ、着物として生まれてきた真新しい反物にハサミを入れ、違う形のモノにするということに正直抵抗がありました。着続けることで人生観なども教えてくれた着物は、いわば私のお師匠さんだからです。
しかし、激減していく着物への需要、この状況を冷静に見て自らのこだわりを封印、取り組んだのがこの「着物マスクケース」なのです。

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「着物マスクケース」を、お守りに。

人生、いろんなことがあります。嬉しいことばかりではなく、時にはイヤなこと、悲しいこと、さびしいこと…。ちょっぴり心が疲れてしまった時、草木の命が吹き込まれた優しい絹糸が、癒しをもたらしてくれるかもしれません。落ち込んでしまった時に、職人さんの魂が込められた着物生地に励まされるかもしれません。また、手仕事の味わいを身近に使うことで、日々の暮らしに豊かさが生まれ、お守りのように日常を支えてくれます。「日本人の心」ともいうべき着物のチカラが、そっと優しくあなたの日々に寄り添ってくれることを願っています。

なぜ、クラウドファンデイングなのか

クラウドファンディングという場は、インターネットを通して、日本のみならず世界へ『着物を残したい!』という私たちの思いを伝えることができる、素晴らしい場だと考えたからです。
新たな局面を迎えた今、日常に溶け込む日本の着物の新しいカタチへの挑戦です。それは、何としてでも着物文化を未来の子どもたちへ残していくためです。このクラウドファンディングを通して、皆様のおチカラをお借りしたいと存じます。

リターン紹介


今回、マスクケースに加えて、同じ素材で「プリーツマスク」と「ミニ巾着」も作成いたしました。

プリーツマスク

「せっかくなら、ケースとマスクをお揃いに。」という方へ。草木の生命力を、より肌に近いところで体感出来るプリーツマスクはいかがでしょう。

シルクの主成分は、人の肌に近いと言われています。肌に優しく、保湿性に優れ、紫外線カットの効果もあり、肌の弱い方や美容を気にする方からも注目を集めています。

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今やマスクは、エチケットのためだけに止まらず、おしゃれアイテムへと進化を遂げています。草木染めのナチュラルで素朴な色合いは、洋服姿にも馴染みやすいという良さがあります。ファッションの一部として、取り入れてみてはいかがでしょう。
水通し済みなので、お洗濯もOK。優しく手洗いされることをおすすめします。肌への優しさ、シルクの保湿性を日常に使う、贅沢なマスクです。

サイズ:縦8センチ×横17センチ

素材:外側/草木染めの着物生地(絹製、信州産)

内側/胴裏(絹製、京都産)

ゴム/マスクゴム(綿製、日本産)


手のりサイズのミニ巾着

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草木染めの着物生地を使って、手のりサイズの「ミニ巾着」もご用意しました。

私自身、袴や着物のハギレで作った巾着を日常使いしていることと、「小さいバッグにも入れられる巾着を持ち歩いている」、という女性スタッフの声をヒントにできたものです。
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口紅やリップクリームなど、ちょっとした化粧ポーチとして。大切な印鑑を入れておくのも良いですね。イヤホンやスマートフォンの充電器の持ち運びにもおすすめです。

バッグの中で迷子になりやすいものを、「ミニ巾着」で守ってあげましょう。

サイズ:縦13センチ×横9センチ

素材:巾着部分/草木染めの着物生地(絹製、信州産)

紐/スピンドル紐(綿製、日本産)

このプロジェクトでお伝えしたいこと

「未来の子どもたちへ日本の伝統文化を残したい」

ご紹介した職人さんのように、ただひたすらに真面目に染織と向き合い、手仕事にこだわって取り組んでいる方の存在を知っていただき、まずは日本の手仕事の着物の良さがお伝えできれば、未来の子どもたちへ着物をつなげる大きな一歩になると信じています。

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そして…最後にもう一つ、お伝えさせてください。情熱と愛情がいっぱいに注がれた着物生地は、着物として楽しんでいただくのが本来の姿です。今回のプロジェクトで、日本の染織に興味を持ってくださり、着物として味わってみたいと思ってくださる方がいらっしゃれば、創業以来着物一筋に100年以上続いてきた着物屋としてこれ以上に嬉しいことはありません。
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
手仕事の着物、日本の大切な伝統文化を守るために、ぜひ、皆様のお力をお貸しいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

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