皆さまこんにちは、スタッフの鋤先美紀子です。
12月に入り、道路を走る車は増え、街中も活気を帯びています。
今朝上通りまで来ますと、お父さんらしき男性が、クリスマス柄の紙袋を沢山抱えていました。
再来週に向けて、もうプレゼントを用意しているのですね。

さて先日のことですが、知人が和の國の着付け1ヶ月マスター講座に興味を持ってくれました。
「着付けを習いたくて少し検索をしたら、この1ヶ月講座を見つけて、HPを見ていたら鋤先さんが載っていた」と。
私もこの講座をお勧めすると、まだ子供が小さいので水曜日に確実に行けるかはわからない、というのと「少し体験してみたい」という話で、急きょ体験レッスンを担うことになりました。

その日はあと一人見学予定でしたが、時間もたっぷりありましたので、二人とも体験してもらうことに。
一人は30代で(恵理さん)、小学校の頃から詩吟を続けていて、年に数回着物を着る時は美容室で着付けをお願いするそうです。
もう一人は私と同い年で(千春さん)、お子さんの七五三の時に訪問着を着たのが最後でした。
ということは、礼装の着物に袋帯の着付けレッスンとなります。

普段私は礼装着物を着る機会がなく、また、人に着付けの仕方を伝えたこともないため、和の國の着付けDVDを何度か見直しました。
着物の部位(衿付先など)に関する用語も普段使わないため、「そこ、ここ」などと表現しないように、との思いで、本当にわか知識ですが・・。

そして着付けに必要な物を一式持ってきて頂くため、事前にリストを送ると、実家や押し入れの中を探してきてくれて、ほとんど揃いました。
一人は和の國の着付け講座で使っている、長襦袢の衿合わせ用ベルト(2本タイプ)もお持ちでした。

その日は午前からスタートし、途中で和食屋さんに行く予定でしたので、「着物で行きませんか?」と提案したところ、二人から「無理無理」と即答。
ですが4月には着物でランチしましょう、と目標を立てました。
午前中は肌着から長襦袢、着物までとりあえず進み、二人は一旦着物を脱いで洋服へ。

午後は洋服のまま、袋帯を結んでみました。
二人とも体型はそれほど変わらないのですが、帯の長さが違うため、片方は帯の手先もお太鼓部分も、全く余裕がありません。
午後は帯のみで終了でしたが、つたないセリフでお伝えしながら、私自身もとても勉強になりました。

熊本市 着物専門店 わのくに 着付け1ヶ月マスター講座

ちなみに余談ですが、帯の2周目を胴に巻いていく時に、何故か千春さんが笑いっぱなしで、それにつられて3人とも笑いどうしに。
途中からパジャマパーティのようなノリでした。

体験を終えお茶をしていると、お二人からお菓子を頂きました。
私一人ではもったいないので、その場で一緒に頂こうと思い、開けさせてもらうと、「包装が巾着みたいで、和の雰囲気でいいかな、と思って選んだんです。宜しければお店の方とどうぞ」と。
箱を開けた瞬間に目に入った包装に、何とも癒され、気持ちがほっこりとしました。。。

熊本市 着物専門店 わのくに 着付け1ヶ月マスター講座

・・と午前中にブログをアップしていたのですが、先程恵理さんがお店に来られ、着付け1ヶ月マスター講座に入会されました。
恵理さんは1月はご用事があり、来年2月からレッスン開始なのですが、教材を持ち帰り、事前に予習されるそうです。
ブログをご覧の皆さまも、ぜひ和の國での体験レッスンにいらっしゃいませんか?

本日もおつきあい頂き、ありがとうございます。