和の國ブログをご覧のみなさま、こんにちは。茨木ゆりです。
この連休はお天気良くて何よりです。昼間は、ちょっと暑過ぎるくらいですね。。。
今日は、台風で延期されてました…藤崎八旛宮秋季例大祭が行われていて、午前中は賑やかな掛け声が響いておりました。

今月6日から始まっている「大島紬と結城紬展」も、最終日でした。
本格派の、手仕事の作品ゆえ、「ステキ〜☆」 「いいですね〜」 と言っていただけました。
加えて・・・「お値段も良いですね〜」 のお声も。。。
足をお運びいただいた多くのお客様、ご縁をいただいたお客様、本当にありがとうございました。



今日は、着付けに使用している帯板について、改めてお話させていただきます。この前結び用の帯板の特徴は、3つあります。
1つ目は、伊達〆と帯板が兼用されていることです。

前結び 帯結び 着付け教室 着物に包まれる幸せ時間 熊本市中央区 着物専門店 わのくに

2つ目は、マジックテープを止める場所が後ろでなく、左側にあることです。
きものの衿合わせが出来ましたら、この帯板を一周巻くことになります。帯板部分を正面に置き、胴まわりを一周させて、左側でマジックテープをしっかり止めます。(この時点で、帯板が動かないようにしっかり止めておかないと、帯を回した時に帯板も一緒に回ります) 帯板の右側にもマジックテープがついているので、右側も止めます。気持ち上目に止める事がポイントです。左脇で止めるこの帯板は、ラクで、しっかり止められます。


前結び 帯結び 着付け教室 着物に包まれる幸せ時間 熊本市中央区 着物専門店 わのくに

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3つ目は、下線にカーブが施してあることです。
上線は真っすぐですが、下線はカーブしていて、装着した時に胴回りに下線がキッチリ沿うと、上線が着物から離れて、帯枕の紐や帯揚げが帯の中(帯板の中)に入りやすいのです。もちろん、締め心地もよいですし、着姿も美しくなります。

前結びが出来るのは、帯を回す時に、帯が崩れず簡単に回せて、かつ、着物の衿合わせも崩れない事が大切です。
この帯板の外側の帯部分を回すのですが、、、
初めて体験された皆さま・・・着物が着崩れする事なく、もちろん帯だけが綺麗に回るので、ビックリされるのと同時に、感激されます。
そしてよく仰るお言葉が「締め心地もラクですね」なのです。



この前結びは、体験いただくことが一番だなあと思います。
ご興味のある方は、木曜日の着付けエレガンス講座のご見学は無料です。まずは一度、お気軽にご覧くださいませ。ご見学をご希望の方は、ぜひご連絡いただけるとありがたく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。



明日は火曜日。和の國は定休日とさせていただいています。
また水曜日より、どうぞよろしくお願いいたします。
明日もまた、皆さまにとりまして、佳い一日となられますように。。。