昨晩より足場の良い、京都・烏丸御池のホテルに泊まっていたので、京都御所にお参りをして、京都御所の西に位置する「紬愛館」へ向かった。そこに待っていたのは、芝崎重一氏の作品郡だ。いずれも美しい。今回特に訪問着・着尺・名古屋帯に加え、一反しか上がらなかった木綿もゲットし、芝崎圭一さんと来年の「第二回染織家探訪の旅」の打ち合わせもできた。その後、染の野口さんで仕入れをし、道向かいにある野口邸を尋ねた。そこは、京都市の文化財にも指定されている町屋で、小堀遠州ゆかりの邸宅でもある。石灯篭も見事。そして始めて目にする「欄間」が目に入ってきた。時代は安土桃山。雅楽が彫られている。素材も7種類の木を使ってあるときく。座って見ていたら、「目線」の話にもなった。まさに眼福だ。 そして、帯の洛風林さんなどなど十数件、昨日と同じ装いで仕入先廻りをし、宿に戻り洗濯3点セット(肌着・ふんどし・足袋)を洗い、明日に備えた。