熊本城隣の加藤神社で、夜が明けてきた。同じ朝なのに心持ちが違う。11月30日、12月1日一日と月の終わりと始まりだけなのに、こんなにも気分的に違うものか。新鮮だ、スーッと息を吸い込むと、クスノキに浄化された美味しい空気が体全体に入ってくる。師匠も走る…「師走」がスタートした。雀がチュンチュンと鳴く中、坪井川堀沿いを歩いて「崇城大学市民ホール」「交通センタープレイガイド」「FM791」に出かけた。用件は様々だが、コンサートがらみだ。「辛島公園のパスート24」にも、ポスター・チラシの依頼をした。森大樹店長が快く引き受けて下さった。ボクは本当に嬉しかったので、メールをした。そしたら返事が返ってきて、また、じーんときた。 午後2時ご予約の美子さま(仮名)にお立寄り頂いた。「結城紬だから好きじゃなくて、お勧め頂いて、そして手触りとか好きなのが、この結城紬だった。」美意識、価値観もボクと会う。一緒に人生を歩んでいけることが、とても嬉しい。 夜は、ワイズメンズクラブの例会。第二部で司会進行役だったので、ウール(崩し・栗茶色)の下に、夕刻よりシルクウールの袴を履いた。場所は、熊本白川協会。礼拝など初めての経験。パイプオルガンが鳴り響く中、着物で「アーメン」と唱えた。ボクには、「南無阿弥陀仏」が似合う。「ジャコウ」とうインド料理店に場所を移し、第二部のが行われた。マイクなしの司会だったが、丁度いい塩梅だ。何でもさせてもらえると、勉強になる。本場の印度カレーも美味しい。 そういえば、お昼はラーメンだった。発祥は、中華めんの中国だ。中国、ヨーロッパ、インド、そして日本に帰ってきた。一日で、心の世界旅行が出来た。