午前中、菊池秋まつりの神輿行列を拝みお昼頃店に入った。正面には、高麗青磁に返り咲きのアジサイを活けている。スタッフへの挨拶はもちろんだが、そのお花に「おはようございます。今日もよろしくお願いいたします。」と声掛けているような感じだ。それこそ神棚さまを拝むような感覚が日課となっている。夜には涼しくなったが、やはりまだ汗ばむようなこの時期、今日も昨日に引き続き木綿松坂木綿(グレー・縞)に袖を通した。帯はお腹に3周巻きつけるので、3周目となると夏物と厚みもだいぶ違うが、帯も冬用の帯(市松柄)がちょうど良い感じになってきた。 店の中で心掛けていることがある。それは整理整頓。特に直角を意識しながら二等辺三角形の美学も楽しんでいる。そういった日々の積み重ねか?車越しにウインドーをご覧くださり、「趣味が合う店」ということで元子さま(仮名)にお立寄り頂き、ご縁まで結んでくださった。深夜にお掃除をなさるビル管理の方もしかり。見えないところで、日々コツコツと笑顔で一途に頑張っていると必ず光は当たる。続けることが大事だ。そうしていると神様は、けっして見捨てることなく、その人に合ったプレゼントを必ずくれる。換言すれば、天狗にならない程度のご褒美を何回かに分けて少しずつくださるのだ。そのこと自体が、有り難く楽しく、そしてその結果としてやりがいも出てくる。やぱり人生は楽しい。もうすぐ午前1時。明日より東京出張の為、まだやり残している仕事が終わるのは、明け方か?あと1~2時間ほどでケジメをつけて明日に備えることにする。アイパッドの設定も今からだ。ふと明日の事を思ったら、まだ出張の準備を何もしていない事に今気付いた。ヤバイ、でも何とかなる。