午前中は、昨日同様の着物に袖を通し、薬師堂隆子氏による「謡と仕舞」の稽古に励んだ。来年正月の発表会に向けて「高砂」「玉の段(海人)」を謡ったが、そのエイトビートのリズムが心地よい。謡いながら活力に満ちていく感じがする。お昼からは、印刷会社のトライ主催で「ITセミナー」に参加した。衣服は日本古来の着物、しかし首から上は「ITの達人」という夢があり積極的にメール配信なども行っている。しかしとてつもなく進化しており「フリーミアム」「CGM」「スモールハンドレッド」「CMS」「PPC広告」などなど横文字の羅列に脳がパンクしそうだった。夕刻店に戻ると、白檀の香りに温かい間接照明に着物が浮かび上がっている。五感がホッとしている。鉄瓶から注ぐ「生姜紅茶」も美味しい。様々な脳を使ったからだろうか?遅くまで仕事に勤しんだが、帯を解くと「一日頑張った~」という充実感が溢れていた。