袴をはくと、腰骨に袴板があたり、本当に気持ちがいいが、仮眠をとるとなると例外である。午前中から袴を履いて仕事をしていたので、そのまま事務所で玄米カレーを食べたら、胃に血液が集まり、凄く眠くなった。袴は、日本の風土にあうために平安時代に改良され、左右のマチをつけ通気性を良くしたものらしく、通気性もあり本当に履いていて気持ちがいいが、食事の後、リラックスタイムとなると袴をぬぎたくなる。 しかし、仰向けに寝て、そのまま仮眠をとってみた。丁度かまぼこ板を10枚ぐらい重ねた所に腰骨を乗せて寝るようなものであり、一文字帯の所に袴板がくるので、寝心地などあったものではない。ミニ・イナバウアー状態となり、仮眠もままならなかったが、やはり再度袴を履くと、また気合が入ってきた。