和の國ブログをご覧の皆さま、こんにちは。和の國の緒方麻由子です。
國さんの弟さんから6月25日の日経新聞日曜版「志村ふくみさん」の記事掲載を教えてもらったそうで、その新聞を早速持ち帰って読ませていただきました。
タイトルは『いのちの色つなぐ糸』です。

志村ふくみ氏 日経新聞日曜版 6月25日 いのちの色つなぐ糸 中央区 着物専門店 わのくに

志村ふくみさん、娘さんの洋子さんの活動の一つ、「アルスシムラ」という染織の学校の卒業生も、のべ300人だそうです。生き方も含めた、志村さんの活動に共感する人がその精神を継いでいくのでしょう。一期生の方は、展覧会で作品を見て、「着物がモノではなく生き物に感じられた。(中略)一体どんな人が作っているのか、そばに行きたい、と思った」そうです。

志村ふくみさんの言葉で、いつも印象的なのは、植物に対する畏敬の念です。
志村さんが感動されたのは、【植物を象徴するとも言っていい『緑』という色は、植物の染料からは出ない】ということを知ったときだそうです。私もそれを志村さんのドキュメンタリー番組で知り、とても驚いたのを覚えています。

どうして、草木染の着物は優しい感じがするのでしょうか。。。
淡い色はもちろん、濃い色だったとしても、色が角ばっていないようなそんな印象を受けます。
自然界はたくましく美しく・・・そして、確実に生きています。草木染のふんわりと優しい色は、志村さんのように、自然界に寄り添って、“いのちをいただく”という感謝の気持ちを持った方が染織をされるからかなと、記事を読んで改めて思いました。


実は、和の國にも、志村ふくみさんのお振袖がございます。なかなか表に出ることはないお品です。目にする機会がある度に、袖を通すとどんな気持ちがするだろう、とドキドキいたします。
お召し頂く方はどんな方なのかしら、すてきなご縁がございますように、と心からお祈りするばかりです。


本日も、お付き合いいただきありがとうございました。
また明日も、どうぞ健やかな一日をお過ごしください。