こんにちは。茨木ゆりです。
今日は冷んやりした風が強くて、店先ののぼりがパタパタと揺れています。
端午の節句の「こいのぼり」は、嬉しく泳いでることでしょう。
昨日から、この電気ビル内で毎月開催されているマルシェが開催されており(今日も）、とても賑わっております。
昨日はお昼前に、男性のお客様・F様がカッコイイお着物姿でお出かけいただきました。
仕事がお休みで、「これから遊びにいく！」とのことです。。。
羽織衿部分がちょっと気になられて、その部分の確認と、もう一つ、羽織の畳み方を教えて欲しいとのことで、羽織を脱いで畳んでみられました。
見事にバッチリ！理想の畳み方です。「ここで畳むと、出来るね…。」のお言葉に、お互い笑ってしまいました。
着付けもお上手で、帯は貝の口ではなく、いつも浪人結びです。ヘアスタイルも変化を持たせて、とても粋なお着物姿でした。
改めて羽織られたお着物姿でお店を出られる時の会話が、またありがたいお話でした。
先日、職場の男性の方から「いつも着物はどこで買ってるんですか？」と聞かれたそうです。
「和の國。」って言ったら、知っておられたそうです。
「お手入れからなんでもしてもらえて、とても良かよ！って、おススメしといたよ！」
そしてそして、「〇〇さんに、電話してみたら…」と、温かいお言葉をいただきました。
ご紹介いただき、ありがとうございます。
午後からは、久しぶりにひろみ様にお越しいただきました。
６月に同僚の結婚式があるそうで、訪問着の上に羽織る夏コートのご用命でした。
美味しい和菓子もお土産にいただきまして、ご一緒にいただくティータイムは、とても豊かな時間になりました。
その中の会話で、当たり前と思っていた事が実は貴重な事だったこと・夫婦のあるある話…。そして、これから先の理想的な過ごし方等々、話は尽きないものです。会話中になんと、未来のひろみ様像が見つかったそうです。それは「着物姿のカフェのオーナー」でした。私もそのお姿・空間がまさに想像できて、夢が膨らみました。
肝心の夏コートは、すぐにお気に召していただくことが出来ました。
さあ、どのようなコートに仕立てをするのか…が考えどころです。着物衿・ヘチマ衿・羽衣衿・道中衿などいろいろとあります。。。
そして、コート丈の長さも、長め・短めとお好みで自由に仕立てることができます。
お着物を着る機会を増やしたいと思っていらっしゃるひろみ様のご希望をしっかりお聞きして、私達の経験談も交えて、これからお仕立てへとススメていきます。
まずは、この夏コートにガード加工を施しますので、その期間にひろみ様のご希望のデザイン等をご提示いただくことになりました。
以前ご用命いただいた冬用のコートは、大きなくるみボタンを付けたコートに仕上げてまして、とてもお気に入りだそうです。
さて夏コートは、どのような形になるのでしょうか。。。
私もひろみ様の着姿を想像しながらデザインを考えるお時間は、とても楽しい時間になりそうです。
和の國の着物は、お客様に合わせたサイズでお仕立てさせていただきます。
せっかく反物からお選びいただいてますので、お客様の体型や、長襦袢との相性など、出来るだけ着やすく、美しく見える寸法にてお仕立ていたします。何なりと、ご相談くださいませ。
本日も最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
健やかな休日となりますように。。。
