昨日8月12日は、まさに「干天の慈雨」でした。
降雨も三週間ぶりだそうで、大地も私たちも潤してくれたような気がします。
空を見上げると雲の形も入道雲とハケで引いたような雲が同居し、夏と秋が行き交っています。
お盆で帰省される方も多く、人々も行き交っています。
ふと、「月日は百代の過客にして、行き交う人もまた旅人なり」の一節が頭をよぎりました。
さて今日は、孤高の染織家・山下健さんの奥様でもあり、共に染織を営まれる山下早苗さんの極上木綿をご紹介させていただきます。
山下早苗さんは、福岡県生まれ。鳥取市在住、国画会工芸部会員です。
かの芹沢銈介さんの作風に興味を持ち嶋田悦子さんに師事されただけあって、眼力と腕、そして美的センスも唯一無二の世界感を作られています。
愛情いっぱい織り上げる木綿は手紡木綿。糸質も良く、張りとコシがあります。木綿は、お単衣仕立をさせていただきますので6月・9月にご愛用なさる場合が多いのですが、11月でも12月でも袷変わりにジーンズ感覚で着れる一枚です。
草木の染料は渋木を使用。仕事が丁寧なので堅牢度も良く、しっかりとそして優しく染まっています。木綿の着物なので普段着感覚でご愛用頂きますが、5年・10年と柔らかくなり、より肌に添っている風合いをお楽しみ頂けることでしょう。
お仕立て上がり・税込で、¥398,000-でございます。
私たち和の國は、45歳からの素敵な女性に上質で豊かな着物ライフをお届けしております。
本当にごく一部の人しか知りえない上質な着物で、贅沢な時間を過ごしてみませんか…。
お盆も通常通り営業いたしておりますが、17日・月曜日はお休みさせて頂きます。(火曜日定休)
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きものサロン和の國 茨木國夫