和の國ファミリーのみなさま、こんにちは。茨木國夫です。
和歌山県に上陸した台風5号は、熊本にはほとんど影響がなく安堵いたしました。
お住まいの地域では大丈夫だったでしょうか。。。


自宅から徒歩5分の所に、「菊池神社」の第一鳥居があります。
そこから、階段のある第二鳥居までは、200mほどの参道です。
参道の両脇には、桜の木が植えられています。

早朝、「セミ取り」をしてるグループを見かけました。
メンバーは、おじいちゃんと、小学生低学年のお子様3名です。
元気よく「ニーニー」「ワシワシ」と鳴いているのは感じていました。

その方々を見かけてからは、僕も何処にセミが止まっているのかな・・と、気になりだしました。
キョロキョロと見渡しましたが、鳴き声の方が断然勝っています。
幼少の頃、セミ取りをしていておしっこをかけられようとした記憶が蘇りました。

僕も「セミの歌?」を口ずさみました。 ♪♪♪
ライオネル・リッチーの「セイユ-、セイミ-(セミ-)」です。
そこから先はハミングなので、同じフレーズの繰り返しです。(^_-)-☆

さて今日は、24節季の一つ「立秋」です。
暦では「初秋」となり、ご挨拶も「暑中見舞い」から「残暑見舞い」となります。

「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」
ご存知、百人一首の一つで 藤原敏行朝臣(ふじわらのとしゆき・あそん)が、秋立つ日(立秋の日)に詠んだ歌です。現代語訳は、立秋の日になっても秋が来たと、はっきりと目にはみえないけれど、風の音で秋の到来に、ハッと気づいたそうです。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言います。
「秋のお彼岸」の入りは、9月20日なので、暑さが治まるのはもう少し先になりそうです。
今夜は「小望月」。そして明日は「満月」を迎えます。
ほんの少しずつ移りゆく季節を、五感で味わっていきたいものです。




9月、10月、11月…と、お着物をご着用になる機会はございませんか。。。
着物で皆さまのお役に立てることが、私たちの生きがいでもあります。
何かございましたら、お気軽にご相談ください。

いつも和の國ブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。
明日もまた、涼やかな時間をお過ごしください。   拝

ゆり女将の着姿 夏着物の着こなし ひまわり塩瀬名古屋帯 熊本市中央区 着物専門店 わのくに