今日も五月晴れ、絶好の「木綿日和」であった。朝から、チョッと気合をいれたくて10時前にお店に入るときは、木綿の着物に袴を付けた。鏡に映る自分の姿に「凛々しい」と言えるなら最高だが、まだその境地まで行っていないので、袴を履いた横腹を右手でぽんぽんと叩きながら、「よし、よし、頑張るぞ!」と気合を入れていたら、スタッフの「おはようございます。」という声で我に返り、「あっ」の表情から一日がスタートした。 お昼からは、事務所でPC業務をしたが、袴を履いていると背筋が曲がろうにも曲げにくいので、真直ぐした姿勢で業務遂行が出来た。姿勢を正すには、腹筋だけでなく背筋の力も要するが、慣れたら姿勢がいいことが、物の考え方にしろ業務にしろやる気に満ちながら仕事が出来るような感じがする。着物を着るだけ、袴を履くだけで、姿勢が良くなり仕事もはかどる。まさに、「日々是道場」の世界である。