一滴潤乾坤(いってきけんこんをうるおす)という禅語があるが、ご当地熊本は、今日「梅雨入り」をした。知人より、「うっとうしい梅雨…、むしむしと…」とメールが来たので、にんまりと「私は梅雨は大好きです。」と返信。大自然の恵みは、「雨」によってもたらされる。日本の山紫水明の眺めも、やはり梅雨のおかげだ。 今日も昨日に引き続き薩摩木綿を着たが、予報で晴れから雨ということだったので、雨対策の一枚ということで、木綿を羽織った。同じ木綿のきものでも、「汗ばむ陽気だから」と「雨が降るから」では同じ木綿でも着心地が微妙に違うような気がする。帯は、博多献上帯の夏角帯を締めたが、軽くて涼やかで締め心地も最高で、お腹まわりもすっきりとした気分になる。