熊本ホテルキャッスルB1の理髪店に夕刻、酒袋の財布を持って出かけた。散髪には作務衣が定番だが、ホテルの玄関をくぐるには、作務衣では失礼。そういえば、顔そりの折にシートがフラットになるので、角帯を貝の口結びから浪人結び(方ばさみ)に締めなおして行った。その後、木管五重奏の演奏会があった。温かく包まれた会場の熱気、体内に広がる赤ワイン、わずかに緩んでくる角帯、体全体に響く音色、演奏者と視聴者との一体感。五感の全てが歓喜していた。
熊本ホテルキャッスルB1の理髪店に夕刻、酒袋の財布を持って出かけた。散髪には作務衣が定番だが、ホテルの玄関をくぐるには、作務衣では失礼。そういえば、顔そりの折にシートがフラットになるので、角帯を貝の口結びから浪人結び(方ばさみ)に締めなおして行った。その後、木管五重奏の演奏会があった。温かく包まれた会場の熱気、体内に広がる赤ワイン、わずかに緩んでくる角帯、体全体に響く音色、演奏者と視聴者との一体感。五感の全てが歓喜していた。