和の國ファミリーのみなさま、こんにちは。茨木國夫です。
母の日に雨、、、日本全国・・・母親の皆さまの嬉し涙でしょうか。。。(^o^)
さて、「5月2日熊本日日新聞朝刊/ハイこちら編集局」に下記の内容が記載されていました。

熊本日日新聞 ハイ!こちら編集局 着物の相談 木綿の着物 熊本市中央区 着物専門店 わのくに

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着やすい着物 売り込んで
東京五輪・パラリンピックに向けて世界各国をイメージした和服が作られ、女子高生たちがまとってお披露目した記事がありました。すてきでしたね。でも実際には着物を着る人はほとんどいません。私は着物が好きですが着るのは大変。「二部式着物」というのもあって、これは上下がわかれていて簡単なんです。着やすい着物を呉服屋さんもそろえて売り込んでほしいと思います。 
(菊池市、パート・女、67)
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ゴールデンウィーク後半に熊本日日新聞・上天草市局長の大倉尚隆さんより
「上記の質問に答えて欲しい」・・・と電話がありました。
早速、連休明けの5月7日午前中、取材を受けました。

車から降りるところのショットは始めてでしたが、なるほど。。。納得です。
最後の「記者ひとこと」は、村上龍の『カンブリア宮殿』を思い起こしました。
Q&AのA・アンサーに和の國を選んで頂きましたこと、心より感謝申し上げます。



熊本日日新聞 ハイ!こちら編集局 着物の相談 木綿の着物 熊本市中央区 着物専門店 わのくに


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日常使い お勧めは木綿地
電話の女性は、母親から譲り受けた着物を含め多くの着物を持っているが、なかなか着る機会がなく、結婚式など、数年に一度程度しか袖を通さなくなったことを残念がる。
上等すぎる着物は日常には使いづらく、「普段から気軽に着物を楽しめる方法はないか」と言う。
呉服店「きものサロン和の國」(熊本市中央区)代表の茨木國夫さん(56)は、1993年から25年にわたり着物一筋の生活を続けている。趣味の山歩きや旅行も着物や作務衣姿で通す。冬の山登りでさえ作務衣に登山靴のいでたちだ。二本歯のげたでない限り、車の運転にも支障はなく、日常生活で不便を感じることはないという。
茨木さんが日常使いとして勧めるのは、木綿地の着物。夏用の薄手から、太い糸で織った冬用までさまざまな生地があり、オーダーメードでも一着数万円から。家庭で手洗いできる。「木綿ほど日本の気候に合った素材はない。まずは金額的な負担が少ない夏用から和装の生活をスタートさせてみては」とアドバイスする。

着付け簡単な「二部式」も
「二部式着物」は、着物が腰の部分で上下に分かれている。和裁講師の山﨑美智子さん(62)=熊本市=は35年ほど前から、自身が車いす生活を送る中で和装を楽しみたいと、二部式着物に独自の改良を加えた車いす用の着物を手掛ける。腰から下は巻きスカート式になっており、上着とのつなぎ目を帯で隠すと一般的な着物と見た目は変わらない。
機能性と優雅さを両立しており、着付けの時間も短縮。熊本市で毎年開く教室の発表会では、健常者用の二部式着物も発表し評判がいいという。高齢者の関心も高く、「高齢になっても、一人で時間をかけずに着付けをしたいという要望は根強い」と山﨑さん。口コミで県外からも注文が寄せられ、障害に合わせて見栄えを損なわないよう工夫する。
経済産業省の調査によると、和服の出荷額は、昭和年代の1.8兆円がピーク。ただし生産量はこの時期既に減少局面に入っており、バブル崩壊後は生産量、出荷額ともにさらに減少。2013年には3千億円にまで縮小した。半面高価格化が進み、着付けの難しさもあって、敬遠されていったとみられる。
一方、20代、30代の女性の間では、普段着としての和装への興味が高まっているという。茨木さんは和装の生活を長年続けてきたことで、物を大事にする心持ちや、きれいな姿勢を保つことによる健康増進などに気付いたという。
「和装が思ったより気軽に楽しめることを知ってほしい。正月やひな祭り、結婚記念日など、機会を見つけて自宅で和装を楽しんでみては。小さな幸せに気付くかもしれません」にこやかに語った。

キャプション(上から)
・25年にわたり着物一筋の生活を送る茨木國夫さん。「車の運転にも支障はない」と話す=熊本市
・普段使いの着物としてお勧めの木綿の生地。「きものサロン和の國」では、仕立て代込みで1着数万円でオーダーメードできる=熊本市
・山﨑美智子さんの教室の生徒が作った二部式の着物。帯を使わないタイプで、腰付近で上下に分かれている(写真提供)

記者ひとこと
上天草市局 大倉尚隆
「一度仕立ててもらいたい」
自分の記憶をたどっても和装の経験は七五三、結婚式、家族写真の撮影など数える程度。非日常的な雰囲気で気持ちは引き締まったが、窮屈だったのは否めない。茨木さんに会うのは、6年ぶり。再会した茨木さんの物腰は相変わらず柔らかく、自然体だった。和装が窮屈なものならば、この雰囲気を醸し出すことはできないだろう。反物の風合いはサラサラと心地よく、一度仕立ててもらいたいと柄にもなく感じた。(原文ママ)
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最後までお読み頂きまして心より感謝申し上げます。

今日は新緑がたくさんシャワーを浴びていますので、
明日はより緑鮮やかな・・・素敵な一日となることでしょう。
いつもありがとうございます。