和の國ファミリーのみなさま、こんにちは。923こと茨木國夫です。
大阪伊丹空港から熊本へ飛ぶときは、ほとんどが夜です。
しかし、今回は、午前中のフライトでしたので豊かな日本を見ることができました。

一日2度目の投稿となりますが、サクッとお付き合いいただければありがたいです。

京都出張 機内からの景色 熊本市中央区 着物専門店 わのくに

瀬戸内海が、皆さまの未来のようにキラキラと輝いていました。


京都出張 機内からの景色 熊本市中央区 着物専門店 わのくに

阿蘇は雄大。阿蘇中岳はおだやかで、優しく白煙を上げていました。


京都出張 機内からの景色 熊本市中央区 着物専門店 わのくに

西区・飽田町の田園風景。稲刈りのあとさきでしょうか。。。写真上が白川です。


京都出張 機内からの景色 熊本市中央区 着物専門店 わのくに

中央が熊本城。そのすぐ下が熊本市役所。右手の茶色の建物が熊本ホテルキャッスルです。
その右隣りが、私たちの電気ビル(和の國)です。
「熊本も大都会。熊本の真ん中にお店があって有難いな~」と、上空より思いを馳せました。




飛行機が無事目的地に到着すると、チーフパーサーからのお礼の言葉があります。
そこには、季節の言葉を織り込めてお話になるので、密かな楽しみタイムです。
今日は、「落ち葉が風に舞う季節となりました。」です。
昨日は、「どうか『ゆく秋』をお楽しみください。」でした。

ふと、頭をよぎった句があります。

蛤(はまぐり)の ふたみにわかれ ゆく秋ぞ (松尾芭蕉)
      
松尾芭蕉は『おくのほそ道』の旅の終わりに、美濃の大垣でこの一句を詠みました。
この句は、大垣の人々と別れ伊勢の二見浦(ふたみがうら)へ旅立つ際の「惜別の情」を、「ゆく秋」という季語に託して表現しているとのことです。なかなか分かれたがらない蛤の「ふた(蓋)」と「み(身)」が分かたれるように、名残を惜しみながら人々と別れゆくという句意だそうですが、、「蓋・身」と「二見」がかけられていて機知に富んだ作品と言われています。
しったかぶりして、書いてみました。(^_-)-☆


いつもありがとうございます。
明日11月3日は、文化の日です。
着物という文化を大事に、着物から豊かな和の心を育んでゆきたいものです。