和の國ブログをご覧の皆さま、こんにちは。着付けコンシェルジュの緒方麻由子です。

今日は11時の開店と同時に、みかこ様への着付けサービスからスタートいたしました。
先日、初めておつくりいただいた訪問着を職場のパーティーでご着用だったのが、ご予定が変わられたそうです。そこで、おかみさんが「せっかくだからお着物に袖を通されませんか?」とお声掛けになり、この着付けが実現いたしました。



訪問着 着物で豊かな時間を過ごす 熊本市中央区 着物専門店 わのくに

訪問着 お誂え 着物で豊かな時間を過ごす 熊本市中央区 着物専門店 わのくに

京都「染めの野口さん」の訪問着『葵花束文』に、帯の老舗「洛風林さん」の袋帯『唐花地鳳凰文』を合わせて。お袖からちらりと見える長襦袢は、厄除けの願いが込められたウロコ文様で、お色も訪問着に合わせて、爽やかなレモンイエローでお染めいたしました。帯〆、帯揚げもお着物の中の色をとり、とても調和のとれた上品なお着物姿です。

みかこ様は葵の文様がとてもお好きで、一目ぼれのように決めてくださったお着物です。
「今日着られてよかった、やっぱり素敵ですね~」「とても上品で、すてきな奥さまみたい・・・」と、お袖や上前をうっとりとご覧になるご様子から、本当にご着用を楽しみにしてくださっていたことを感じます。そのお姿を拝見して、こちらもじーんと胸があつくなる思いがいたしました。

余談ではございますが、今回は、みかこ様に甘えさせていただき、私が着付けを担当いたしました。おかみさんに口添えいただきながらなので、非常に心強いです。。
大切なお着物を前に、着付けをするのはとても緊張いたしますが、より美しい着物姿となられ、和の國で着付けをしてよかったと思っていただけるように、実践を通して学んで参ります。



訪問着 お誂え 着物で豊かな時間を過ごす 熊本市中央区 着物専門店 わのくに

訪問着 お誂え 着物で豊かな時間を過ごす 熊本市中央区 着物専門店 わのくに

着付けが終わられてから、「上通写真館」さんへ、写真撮影にお出掛けされました。私もアシスタントとして同行させていただいたのですが、ライトを向けられるお姿はまるでモデルさん!!とても素敵なお写真になりそうで、とても楽しみです。



本日も、お付き合いいただきありがとうございました。
皆さまどうぞ、明日も健やかな一日をお過ごしくださいませ。