熊本市中央区 着物専門店 わのくに

和の國ファミリーのみなさま、こんばんは。923こと茨木國夫です。
昨日のお月様もとっても綺麗でしたね。
10月は2日と31日が「満月」という「双月」でした。 

温暖化により気候などは変わっても、月を愛でる風習は平安時代、いやその前からずっと一緒。
天武天皇も紫式部も時代は変われども、同じ月を見ているのですね。
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな  ~紫式部~


早いもので、今日から11月ですね。
早朝より菊池神社にお参り、そして裏庭に咲いていた菊を摘んでお墓参りにいきました。
1日なのでおふくろが作ってくれた、栗入り赤飯をお昼食べました。(*^_^*)

和の國カレンダーは11月・12月が一緒なので、残すところあと一枚になりました。
そのような中、2021年の和の國カレンダーが京都より届きました。(*^_^*)
余談ですが、カレンダーの起源は、紀元前18世紀頃。日本では、縄文時代だったようです。

縄文時代といえば、約1万年前~B.C.10世紀頃と言われています。
太古の昔より月の満ち欠けでカレンダーが生まれたようですが、それがローマ帝国の覇権とともに太陽暦が広まり、そして、ローマ法王の手によって、現在のカレンダーと同じ、グレゴリオ暦になったそうです。

IT化が加速していますが、「和モダン」なカレンダーで、心ほっこり!
やはり、カレンダーは生活必需品であり、お部屋を彩ってくれます。
ぜひ、和の國カレンダーをお側において、太古の歴史を味わいながら眺めてみませんか。
 

「和の國ブログを見た!」で、無料プレゼント中!です。
12月中旬になると、品切れになる可能性がありますので、お早めにお申しつけください。

和の國でお待ちしています。


追伸:
先程、「男性の着物を」ということでご新規のお客様がお見えに。
丁度カミさんが出かける時だったので、僕が接客させていただきました。
久しぶり、「男着物のこと、お話したな~♬」と、ほっこり嬉しい気持ちになりました。


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◆11月の異称
神楽月・神還月・雪待月・仲冬
 
◆11月の季語/銘
立冬・口切り・初時雨・千秋・朝霧・錦秋・冬紅葉・紅葉狩・一陽来復・千歳松・吉祥・冬日和・三夕・袴着・帯解き・常磐・七五三・鷹狩・山眠る・梢の錦・雪囲…

◆11月の挨拶
・初霜/深秋/霜降/晩秋の候、
・紅葉が川面に映え…、
・初雁渡る頃…
・立冬も過ぎ、めっきりと日足も短くなり…、
・可愛らしい七五三の着物姿は…、  
・♪カラス~なぜ鳴くの~?、カラスは山に~…♬♪

◆11月の句
 裏をみせ 表をみせて 散る紅葉  良寛

◆11月のこよみ
11月 7日(土) 立冬
11月15日(日) 新月
11月20日(金)~23日(月・祝) 一生愛せる着物展
11月22日(日) 小雪
11月30日(月) 満月

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今月もまた、どうぞよろしくお願いいたします。
          きものサロン和の國 茨木國夫 拝