2月1日、寒さで着物を更に重ねて着ることから「着更月(きさらぎ)」という月の異称もあるが、昨日が寒かったせいか、ほんの少し暖かく感じる。縞木綿(産地・思案中)に金巾の裏地を付けた「袷仕立て」の着物を、この冬初めて袖を通し、店に入る。午前中より房江さまに、着物・袋帯のご縁を頂く。1日早々縁起がいい。お昼過ぎには、「2/5、6・染織家探訪の旅~菊池洋守~」の為、航空券を求めに交通センターに出かけた。長堀沿いを眺めながら歩いていると、姿勢も良くなり気持ちもシャンとしてくる。着物姿が絵になる風景だ。京都に送る加工品の手配や、ご縁を頂いた帯の郵送準備をしていると、3組のお客様に恵まれる。悦枝さん、優子さん、そして千恵美さんだ。ふと、キャンディーズが頭をよぎった。有難い「如月」がスタートした。