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こんばんはorおはようございます。
一昨夜(1/9)は、朗読の達人・小出文さんのご縁で熊本市総合女性センターに出向き、「男声合唱団KGC大一階定期演奏会」通称、熊高の合唱団「グリークラブ」の演奏会を聞いてきました。
女性や混声合唱と違い、男性だけの声はまた違った趣があり、大津から、57号線を立野に向けて登る・・・蒸気機関車「阿蘇ボーイ」のようなのような感じがしました。

その礎となってご尽力頂いた方が「滝本泰三先生」ですが、今年で90歳躍動感溢れるタクトも振られ、けん盤が踊るようにピアノの伴奏もなさいました。
「一つの道」を求めて精進なさるお姿は、敬服どころか尊敬に値します。
いや、尊崇の念を抱きました・・・。

言うのは簡単ですが、90歳まで「その道ひとすじ」現役続行!!
本当に、凄いことです。
息が途絶えたらそこでもちろん終わりですよね、健康管理も欠かせません。
若さの秘訣は、「夢を追いかけ生涯現役!」かもしれませんが、一度お尋ねしてそのお知恵を拝借したいものです。

cd9a9413.jpgそれから昨日は、福岡の志村宗恭先生(敬水会主宰)にお誘いを頂き、「敬水会初釜」にお邪魔してきました。
場所は、日本最初の禅寺「聖福寺」で行われ、お軸はこのお寺の住職をお勤めになった「仙涯和尚」のお筆で、猫みたいなユーモラスな「寅」が書かれていました。
この聖福寺と、大好きな仙涯さんとが結びついたことも、とっても嬉しい出来事でした。

また、聖福寺でお茶会が出来ることに加え、この「敬水会」の初釜お集まりになるメンバーの方々も素敵な方々で「流石慈愛に満ちたお師匠さんには、徳を重ねた方が集われるのだな~」と、宗恭先生のお人柄・思いやり・お言葉などを思い浮かべながら・・・、美しい時間がゆっくりと過ぎていきました。

出会いからご縁を頂いた今回、改めて「日本文化の継承」という同じ絆で結ばれつつ、本当に有難く思うと共に、また新たなるご縁の中で「呉服屋に生まれてよかったな~。やりがいのある仕事で!」・『きものの普及』に全力を注ぐ呉服店で良かったな~」と、凄く感じました。

また、こういった出会いをきっかけに、「日本文化を継承しよう!」という動きが本格化し、あちらこちらからそれがマグマとなって噴き出してきそうな、そんな嬉しい予感がしてきました。
いろんな努力を重ねてこられた方々の点と点が、やっと線で結ばれてきつつあるような気がします。

やはり、言葉に出して言っていると、その輪(和)がしっかりとした足取りで広がっていきますよね。 ハイ
本日は「成人の日」、たまには20歳の頃を振り返りつつ・・・、「二十歳気分」で、一日を笑顔で過ごしましょう。!(^^)!
             染織工芸サロン 和の國     代表 茨木國夫

追伸:
明日が「京都・仕入れ」の為、一仕事済ませ本日より上る予定にしています。