皆さまこんばんは、スタッフの鋤先美紀子です。
今日店内には、真紅の梅の花や鮮やかな菜の花が活けられていまして、外気の冷たさも何のその、陽光を浴びたような店内です。。。

さて今日は私事ですが、日曜日に初おろしをした羽織のことを書かせていただきます。
とても寒がりな私は、以前から「羽織があるといいなあ」と思ってまして、昨年の「きもの屋いばらき~和の國 百周年記念展」で、お気に入りの反物を見つけることができました。しかも、ご奉仕品として、価格がサービスされていたものでした。

日曜はお天気もよく、女将さんに着た時のバランスも見てもらおう、と着てみました。最初の疑問は衿の加減、そして羽織紐の結び方です。
以前男性のお客様に説明していた内容を思いだし、衿を同じ幅で折っていくのですが、首の後ろは生地の重さもあり、すぐに浅くなってしまいます。
そして紐は十徳結び?と思い出しながら、結んでみると忘れており、輪を作って結んだだけでした。

その日はお客様も続き、夕方一段落した時に女将さんに伺うと、衿については、最初に深く折って、折りぐせをつける、ということで、気付いた時に鏡で見ながら折っていました。
また羽織紐は、帯〆と同じ結び方・・・でした。

更にアドバイスが。。。
「椅子に腰掛ける時は、羽織はお尻の下に敷きません。シワになるので、両脇に垂らしておきます。 映画館の椅子等で、かなり狭い椅子の時には、羽織をぬいで折り畳んだ方がいいくらい」と。

これまでお客様と女将さんの羽織姿を見ていたはずなのですが、細部に全く気がついていませんでした。
着て、すぐに教えて頂けたのが本当に良かったです。まさに目からウロコ、です。
これから回数を重ねて、徐々に着馴れれば、と思います。
・・そして店内でも暖かく、脱がなくていい、というのは、とっても楽でした♪

本日もおつきあい頂き、ありがとうございます。