和の國ブログをご覧の皆さま、こんばんは。着付けアドバイザー・緒方麻由子です。
本日まで『～京都一の織物問屋～室町の加納展』開催いたしておりました。お時間を作って足を運んでくださった皆さま、ご縁を結んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
20日は、京都より「室町の加納織物」加納荘五郎社長にお越し頂き、夜には、加納社長を囲んでのお食事会を、KKRホテル熊本/まつりさんにて開催させていただきました。
國さんの提案で、あらかじめ『加納社長への質問例』を15個ほどご用意して、その中から気になるものをご参加の皆様にチョイスしていただく、という形式です。
お出しいただいたお食事は、季節感あふれる、目でも楽しいお御馳走でした。
加納社長には、そんな美味しいお食事に手を付ける時間が短くなるほど、皆様からのご質問に本音で答えていただきました。
私が一番印象に残っていることは、「加納社長から見た和の國とは？」というご質問に対して、「和の國は、國さんやおかみさんが、お着物を着るということが一番」と、加納社長が具体例を上げてお答えされていたことです。
お着物を着ることでしかわからない良さや特性はもちろん、お茶やお能など、様々な場面を経験していることから、素材やその場に相応しい着物えらびができることを、改めて加納社長からのお言葉を通して実感することができました。
会の途中には、加納さんのお着物・帯をお召しになった方に、社長自ら商品解説をしていただく、というお時間もございました。皆様それぞれに、お着物をお召しになるのはもちろん、お着物姿をご覧になるのもお好きでいらっしゃる方ばかりです。解説タイムには、お互いの姿に刺激を受け合っていらしたご様子でした。
「あ～やっぱり、そのお着物すてき！」などのお声も飛び交い、皆様の中に、これから先のお着物時間を思い描き、楽しむ雰囲気が自然と生まれていたように思います。終始、和やかであったかい感じもしつつ、きらきらと輝いているような…素敵なお時間でした。
ご参加されたお客様からの有難いメール、一部を抜粋して、ご紹介させていただきます。
・「和やかで、着物業界の裏話も聞けて、楽しい会でした♪」
・「紬の素晴らしさを実感することができました。どなたも紬を着こなしていらっしゃって素敵でした。はやく着付けに挑戦したくなりました。来年の目標です。」
本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。
明日は和の國は定休日とさせていただいております。
また明後日・24日から、皆さまのお出掛けを心よりお待ちしております。
