和の國ブログをご覧の皆さま、こんにちは。着付けアドバイザー・緒方麻由子です。
先週末4日(日)の午前中、着付け教室にも通っていただいているひろみ様が、≪着せつけ≫のためにご来店くださいました。

着物コーディネート 洛風林名古屋帯 マルタの渦巻き 熊本市中央区 着物専門店 わのくに

なんでも、「お誘いを受けて、八千代座に玉三郎さんの公演を観に行きます」と、数日前からご依頼をいただきました。ひろみ様は、普段のお稽古からきれいに着付けをなさる方なのですが、「こういった機会には、甘えて着せていただこうかなと思いまして」とのことでした。

和の國でご縁をいただいて大切にお召しいただいている、「草木染の紬」と「洛風林名古屋帯/マルタの渦巻文」をコーディネートされました。知的で、洗練されて、チャーミングさも併せ持つ・・・ひろみ様らしい装いです。

着付けのお手伝いをしていて、「洛風林さんの帯は、柄行のモダンさのみならず、柔らかいけれど締めやすい(キュッと締まる)のが特徴かな」と感じました。


午後からは、ご知人の結婚式に参列されるくみこ様の着せつけでした。「訪問着に袋帯、白の帯揚げ、白金の帯〆」という、結婚式の場に相応しい装いです。袋帯は、夫婦和合の象徴、おしどり文様でした。柄にお祝いの気持ちを込められるのも、とても奥ゆかしい日本人の心だと思いました・・・。

一日でお二人の着付けをさせていただくことも、なかなかございませんので、緊張もしましたがとても勉強になりました。着付けを通して、かけがえのないお時間のお手伝いができたらという思いで、お手伝いをさせていただきました。




さて昨日・木曜日は、「着付けおさらいコースの日」でした。
1年半振りにご参加くださった方もいらっしゃり、午前の部、午後の部、夜の部と、皆様それぞれにとても一生懸命にお稽古されていました。

午後の部にご参加ののりこ様は、来春のお嬢様の卒業式に向けて、「洛風林袋帯/線描宝尽くし文」をお誂えになられて、昨日は『初締めの日』でいらっしゃいました。私もお太鼓の形で拝見するのが楽しみで、ワクワクしながらレッスンをすすめました。

洛風林袋帯 線描宝尽くし 卒業式 訪問着 熊本県山鹿市 平山温泉 熊本市中央区 着物専門店 わのくに

仕上がったお姿を、撮影させていただきました。とても品がよくて、お美しいです…。のりこ様は、「ひと月コース」で着付け取得後、月に1回は「おさらいコース」で着付けを続けてくださっています。腕をあげられて、お太鼓もとても美しく仕上がっています^^

様々な機会に、お着物を着用していただくことはとてもうれしいことです。「この日に着物が着たい!」と思ったそのお気持ちを逃さないように・・・ぜひ、和の國着付け教室でお手伝いさせていただけたら嬉しく思います。お教室の詳細も掲載しておりますので、よろしければご覧くださいませ。
 →和の國着付け教室についてはこちら。

本日も、お付き合いいただき、ありがとうございました。
明日もどうぞ、健やかにお過ごしくださいませ。